大学生の一人暮らし費用は1年間でいくら必要なのか計算してみた

これから一人暮らしを始めようと思っている大学生や、大学に進学するにあたって一人暮らしを検討している高校生が一番心配なのは「一人暮らしの費用がいくらかかるか」ということですよね。親に仕送りをしてもらう必要があるのか?バイトは必要なのか?とにかく費用がわからないことには話は進みません。

ここではそんな学生たちが一人暮らしをするにあたって一体どれぐらいの費用が1年間に必要なのかについて説明します。すべての人に必要な費用やそうでないものも含まれますので、読みながら「これはいらないかな」なんて考えてみてください。

首都圏の一人暮らしの家賃平均は5万6千円!

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家賃はどこに住むかで大きく変わってくるのですが、首都圏の大学生の平均は5万6千円前後になります。4割近くが5万円台の家賃のアパートやマンションで暮らしています。

都心でも新宿区や渋谷区ではアパートで7〜8万円、マンションで8〜10万円前後となり平均値を大きく上回る家賃相場になっています。セキュリティを考えて10万円以上の物件で暮らす学生さんも女性を中心に多いようです。多くの学生があこがれる東京のオシャレな街の賃貸物件は家賃が高すぎるため学生さんには手が出ないのが実情です。

東京都でも都心から離れ、多くの学生が暮らす八王子では駅近くはワンルームで7万円前後で、駅から徒歩15分以上かかるような物件の場合は4〜5万円で探すことが出来ます。大学そのものも駅から少し時間がかかる場所にあるため、ほとんどの学生さんはこのような物件で暮らしています。
首都圏でもさらに遠くにあるような、例えば神奈川県の東海大学周辺には2〜3万円台のアパートが少なくありません。同じ首都圏と言っても一括りにではできなほどの大学生の平均家賃には幅があります。

大学生の平均的な食費は2万4千円

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大学生の平均的な食費は2万4千円前後になります。もちろん、この金額には飲み会の費用などは含まれていません。1日あたり800円、1食あたり267円という計算になります。外食を一度すると800円近くかかってしまうことを考えると非常に抑えられています。オシャレなカフェでランチをしているイメージがあるかもしれませんが、大学生は意外と堅実です。

外食をする場合でも安い学食を中心に利用して、基本的には自炊をしている人が多いようです。料理が不得意な人でもご飯だけは自分で炊いて惣菜をスーパーで買ってくるなどの工夫をしています。

光熱費の目安は8千円!

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光熱費の平均は8千円になります。多くの学生は光熱費が1万円を超えたら黄色信号だと考えているようです。光熱費の内訳をみてみますと、電気代が3000〜5000円、水道代が1500円、ガス代が2500円という計算になります。

電気代は冷暖房の機器を使用する夏と冬は高くなる傾向にあり、エアコンを使いすぎて電気代だけ1万円を超えるようなこともあります。

減らせないけど増やせない交際費は1万8千円

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友だちが多いかどうか、恋人がいるかいないかでまったく変わってきますが、平均だけで見たときに大学生の交際費は1万8千円になります。ちなみに学生のデートにかかる平均費用は3500円で、飲み会の平均費用は2500円です。

交際費に含まれるのは友人と行くカフェのコーヒー代も含まれますし、誘われて映画を観に行ったり、USJやディズニーランドに行くのも交際費です。学生生活を満喫するためにも減らしたくはないけど増やすと生活を圧迫するため交際費にいくら使うかは、学生にとって悩ましい問題です。

スマホは必須!大学生の平均通信費は1万円

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学生にとって、もしかして食費よりも大切なのが通信費です。仲間とのコミュニケーションツールとしていまやスマホは欠かせない存在です。通信費をそのスマホだけで済ませている人は6千円以内に収めることができていますが、ゲームにハマって課金をするようになるとその費用は際限なく膨らんでいきます。

通信費の平均費用が1万円を上回っているのは、部屋にインターネット回線を引いた場合、通信費が1万円を大きく上回ってしまうためです。最近はなんでもスマホで完結することができるのでパソコンを利用する人は減っていく傾向にありますが、ほとんどのスマホには通信量の規制があるため自宅には専用のインターネット回線を用意する人が多いようです。

まとめ

ここまでの金額を合算すると11万6千円になります。これを1年間で考えると11万6千円×12ヶ月で139万2千円です。どうでしょう?想像していたよりも費用がかかっていますか?それとも想定よりも低いでしょうか?

この139万2千円は平均ではありますが最低これぐらい考えておくべき金額でもあります。これらの費用以外にも帰省する人はその分の出費がかかります。交通費だけで考えても格安航空券がないような地域に帰省する場合は往復で3万円以上の出費になります。

その他に病院に通うことになったときには追加で出費が必要ですし、趣味やサークル活動のための出費ものめり込んでいくとあっという間に金額が膨れ上がってしまいまうため、生活に必要な日用に139万2千円かかり、大学生活を満喫するにはさらなる出費が必要になると考えてください。

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