引っ越し8回の経験者が教える!荷造りを効率的に終わらせるコツまとめ

引っ越しをするときに最も面倒な作業……それは荷造りです。新しい生活のことを考えると期待に胸が膨らむ一方、その前にやらなくてはいけない荷造りの関門。できるだけ効率的に終わらせたいと思いませんか?

引っ越しを8回したことのある筆者の経験から、できるだけ効率的に荷造りを行い、引っ越し作業の負担を軽くするコツをお伝えします。

1.荷造りを始めるのは1か月前から!

荷造りを始める時、○日前がベストというのは人それぞれ違うと思います。私の経験から言えることは、だいたい1か月前から荷造りをコツコツ行っていると、引っ越しの1週間前になっても焦ることはありません。

引っ越しの日時が決まったら、業者から段ボールが届くことが一般的です。段ボールが届いたらさっそく荷造りを始めましょう。

注意点は、日常的に使わないものから段ボールに詰めていくこと。たとえば、本棚の本や、衣替えの時にしまった洋服。学生時代に使っていた教科書など。

日常的に使っている食器や洋服、掃除用品を箱詰めするのは最後にしましょう。

2.段ボールは少し多めに注文すること

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引っ越しに必要な段ボールは、多くの引っ越し業者が無料で提供してくれます。さらに荷物量に応じてガムテープをサービスしてくれる業者も多いです。

「段ボールは大きいものと、小さいもの、いくつずつ用意しますか?」と契約の時点で聞かれると思うので、必要だと思う枚数よりも6枚~7枚頼んでおくと良いでしょう。引っ越しの直前になると「あ!これもしまい忘れた」というものが出てくる可能性が高いです。

小さいものを頼むか大きいものを頼むか悩んだ場合は、大きいものを多めに頼んでおくと良いでしょう。大は小を兼ねると言います。

3.重い物は小さな段ボールに。軽い物は大きな段ボールに

本や食器など重量のあるものは小さな段ボールに入れていきましょう。理由の1つは、運ぶ時になるべく軽くするため。大きな段ボールに大量の本を入れたらとても重たくなり、運ぶのも大変ですよね。理由の2つめは、重たいもの=壊れ物が多いから。家電やガラスの食器など、壊れやすいものは隙間なく入れたほうが安全に運ぶことができます。

逆に、ぬいぐるみや毛布、衣類など軽くて壊れにくいものは大きな段ボールにまとめて入れていくのが良いでしょう。

4.荷造りをしながら捨てる

引っ越しをするということは、自分の持ち物すべてをおさらいする良い機会です。これから新生活で使うもの、使わないものを考えて身の回りの整理をすることができます。引っ越し直前にバタバタと荷造りをすると全ての荷物を新居に持って行くことになりますが、1か月前から余裕を持って荷造りをしていけば、大掃除を兼ねて引っ越しを進めることができます。新居での生活もより快適になりますし、荷造りの時に箱詰めする荷物を減らすことができて効率的です。

ずっと着ていない服、買ったけど読んでいない服、しまいっぱなしの家電などありませんか?捨てる以外にも、リサイクルショップに引き取ってもらう方法もあります。自宅まで品物を引き取りに来てくれるショップもあるので便利です。

5.梱包は頑丈に、丁寧に、分かりやすく

荷造りの作業が進んでくると、部屋が段ボールだらけになってきます。何箱も積み重なった段ボールの山は、引っ越し前の風物詩のようなものです。

そこで気を付けたいのが、1箱1箱を丁寧に梱包していくこと。ガムテープは十字に貼ることが基本です。天井面だけでなく、底面にもしっかりとガムテープを貼って荷物の重みで抜けないようにしましょう。この作業を丁寧に行わないことにより、荷造りをしている最中に段ボールが破損していちから荷造りをやり直し……なんてことになる可能性も。運搬中に段ボールを積み重ねた際、荷物が箱から飛び出してきて壊れてしまったという失敗例もあります。

また、段ボールには「キッチン用品」「寝室雑貨」「押し入れにしまう本」など、なるべく分かりやすい情報をマジックペンで書いておきます。「服」「雑貨」など抽象的な情報を避けることで、荷解きがよりスムーズになってきます。

6.荷造りに自信のないものは、当日まで箱詰めしない

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テレビや精密家電、水槽など「これは箱に入れていいもの……?」と悩む物が出てきた場合、当日に引っ越し屋さんの指示を待つことをおすすめします。引っ越し屋さんも色々な梱包資材を持ってきますから、適切な梱包の仕方で運んでくれます。梱包の仕方に悩んで荷造りに時間がかかってしまうくらいなら、思い切って後回しにして、プロの助けを借りましょう。

 

しかし、引っ越し屋さんに任せるものはなるべく最小限に抑えることも大切です。当日になって、あれもこれもお願いしますと頼んでいたのでは引っ越し作業も滞ってしまいます。梱包で不明な点があれば、事前に電話で聞いておくという方法も賢明です。

7.最後の荷物はキャリーケースに入れる

004最後まで段ボールに入れなかった荷物、それは日常的に使う頻度が高いものであり、新居でもすぐに使う可能性があります。たとえば、ゴミ袋、はさみ、ガムテープ、鍵、引っ越し関係の書類、雑巾などです。それらを段ボールに詰めてしまい、新居で大変な思いをしたこともあります。

そこで、すぐに使いたいものに関しては、トラックに積み込まずキャリーケースに入れて自分の手で新居まで持っていく方法をおすすめします。また、引っ越し業者によってはパソコンだけは自分で持ち運んでください、と言われる場合があります。個人情報が入った重要なものであるため、万が一に備えて本人に運んでもらうようです。その際も、キャリーケースは便利です。

まとめ

時間がかかる、めんどくさい、と思われがちな引っ越しの荷造りですが、お伝えしたようなコツを掴んで進めていくことによりスムーズに行うことができます。今日はキッチン用品、今日はクローゼットの中、と少しずつ片付けていくことも良いですね。

なるべく自分の負担を軽減し、ラクな引っ越しができるように心掛けましょう!

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