初めての一人暮らしを始めるとき、キッチン用品はどんなものを買ったらいいでしょう。お鍋やフライパン包丁、まな板など基本的なアイテムは料理をするときに欠かせないので買うものとして、便利グッズと位置づけされるアイテムは一体どこまで揃えればいいのか、悩みますね。
一人暮らしの場合、使うかもしれないキッチン用品すべてを揃えていくと、キッチンがモノであふれかえってしまいます。そこで今回は、実際に買ってよかったキッチン用品をご紹介します。
①トング
BBQでおなじみののトングですが、キッチンでもこれが大活躍します。こちらのトングは筆者が実際に10年以上使っているものなのですが、めちゃめちゃ便利です。こちらを買ってから、菜ばしを使わなくなりました。
このトングがほかのトングより優れているところは、しっかりつかみ取れるところです。形状を見ていただくとわかりかと思いますが、つまむんじゃなくて、つかみ取れるところ。ナイロン製なので特殊加工されたフライパンでも傷つける心配なく使えるところもよいです。また、開閉にばねが使われていないので、手が疲れすぎることもありません。
これがあると、炒め物や和え物、サラダのとりわけはもちろん、ゆで野菜やパスタをお湯から引き上げるものこれ一つです。ザルや穴あきお玉などを使う必要がなく、洗い物も減ってかなりの物ぐさ支援アイテムです。
弱点はちょっと柄の部分が短めなことと、柄が開いているので収納しにくいこと。深い鍋などで作業するときや油はねがある作業のときは、あちちとなりやすいです。深い鍋を購入する方はもうすこし柄が長いものを検討してもいいと思うのですが、これほど物をつかむことに優れたトングがほかにあるのかちょっと疑わしい、それほどです。
②シリコンスパチュラ
出典:http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718172153?rec=09
こちらを買ってから、木べらを使わなくなりました。さらにフライ返しもほとんど出番がなくなってしまいました。スパチュラというと、お菓子作りに使うものと思っていましたが、こちれは普段の料理にも大活躍します。
まずこちらは色が黒なので食品の色移りを気にせず使えて、パスタのトマトソース作りやカレーなどの煮込みにも躊躇なく使うことができますし、フライパンや鍋に張り付いた部分もきれいにこそげ取れるので、洗い物も楽になり、水の汚染も防いで環境にも優しいんです。
さらに目玉焼きや卵焼き、焼き餃子の調理にフライ返しを使っていましたが、それもちらで済ませるようになりました。焼き餃子はちょっと力技な感じなのですが、もともと持っていたフライ返しがロングタイプでなかったので、どのみち2、3個ずつしかすくえなかった筆者の場合はこれでよしとしています。
以前、柄の部分とスパチュラの部分につなぎ目があるものを買ったとき、そのつなぎ目から壊れてしまったので、つなぎ目なく一体化しているものをオススメします。またこのスパチュラを使っていて、これですこし液体がすくえたら最高なんだけどなぁと感じることがあるので、使ったことはないのですが、シリコンスプーンもかなり使えるキッチン用品になる予感がしています。
↓こちらです。
出典:http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718428342?searchno=41
③蓋オープナー
これは毎日使うような便利グッズではないのですが、ビンの蓋が開かないとき持っててよかったー!と毎回思う、ピンチを救うアイテムです。とりわけ大きなビンは力がうまく入れられず、なかなか開けられないモノです。一人暮らしの女性で、ジャムや外国の瓶詰め製品をよく買う方には特にオススメです。
こちらがあれば、瓶の蓋が開かなくて四苦八苦しているうちに疲れて、料理がどうでもよくなり一人暮らしのむなしさがどっと押し寄せる、なんてことも防げます。
④小さいサイズのまな板、ザル&ボウル
一人暮らしのキッチンは狭いことが多いので、簡単な料理をするときはキッチン用品も小さなサイズのものがあると、とても便利なんです。野菜やベーコンをちょっと切るだけ、玉ねぎやワカメをちょっと水にさらしたい、そんな時に小さいまな板、ザルとボウルがあると、一人暮らしのキッチンでは大活躍します。
100円ショップで売っているもので十分です。とくにまな板は汚れやすいので、汚れたら買い替えるようにすると、衛生的にもいいでしょう。
⑤まな板シート
肉や魚を切るとき、どうしてもまな板が汚れてしまいます。まな板シートがあると、まな板の汚れを考慮して、初めに野菜を切って最後に肉や魚を切る、というように順番を考えなくてもよいのでとても便利です。
料理をしているとき、狭いキッチンで何回もまな板を洗うのは結構なストレスになるものですし、肉や魚を切った後にサラダ用の野菜を同じまな板で切るのはいやだな、という人はオススメです。
こちらも100円ショップのもので十分使えると思います。汚れやすいものなので、汚れが落ちにくくなったと感じたら気軽に買い替えられる程度のお値段がよいと思います。
⑥ドレッシングボトル
昨今はインターネットで検索すると、手作りドレッシングのレシピがごっそり見つかりますので、ドレッシングは自分で作るのがおすすめです。専用ボトルも一人暮らしにうってつけの小さいサイズがあって、これがかなりの優れもの。これ一つでドレッシングが作れて、余ればそのまま冷蔵庫で保存できるのです。
手作りドレッシングだと何種類もドレッシングを揃えたり、諦めていつも同じ味のドレッシングでサラダを食べなくていいですし、意外かもしれませんが、ドレッシングは手元にある材料もできることが多いので、節約にもなって一石二鳥です。サラダが好きな人にはオススメのキッチン用品です。
⑦レンジもOKなセラミックの炊飯鍋
最近の一人暮らしでは、炊飯器のいる?いらない問題が取り上げられます。一人暮らしだとコンロが一口しかないキッチンも多いですが、レンジも直火も使用できる炊飯鍋が異常に便利です。
レンジでお米が炊けるのでコンロが一口でも問題ないですし、調理にかかる時間も10分前後です。直火にもかけられるものだとこれで一人鍋もできますし、ちょっと煮込みたい料理も保温性が高いので一人分だとこの鍋で十分なのです。
そして極めつけとして、自宅で石焼きビビンバが作れます。筆者は石焼きビビンバが大好きなので、このサプライズには感動しました。石焼きビビンバの醍醐味であるおこげがおいしくできますが、普段の炊飯ではおこげがまったくつかないように炊くこともできるので、おこげが嫌いな人も安心して使えます。
おこげなし炊飯のコツは、炊飯の際に蓋を開けてみてカニの穴ができているが水分が見える状態で、火から下ろして蒸らすことです。
まとめ
買ってよかったキッチン用品、いかがでしたか。
どれも筆者オススメのキッチン用品なので、もしピンときたものがあればぜひ購入を検討してみてください。きっとあなたの一人暮らしを支えてくれるキッチンの友になると思います。
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