一人暮らしの最大の敵、それはふとした時にやってくるなんとも言えない「寂しさ」かもしれません。実家を出たときは初めての一人暮らしということで舞い上がっていて気づかないのですが、生活が安定して自分リズムで毎日を過ごせるようになったとき、自分が1人だと気づくことになります。
とはいえ実家に戻るわけにはいきませんし、みんなこの寂しさを乗り越えてきたわけです。そうです、みんな乗り越えてきたということは、寂しい夜を乗り越えるためのノウハウが世の中にはすでにいっぱいあるのです。
ここではそんな一人暮らしの寂しい夜を乗り越えるために試してもらいたい対処法を紹介します。
ペットと一緒に暮らしてみる
一人暮らしが寂しいのは一人だから。だったら一緒に暮らす家族を作ればいいのです。あせらないでください。何も恋人を作ろうなんてことを言っているのではありません。もちろん恋人はおたほうがいいですが、ここでおすすめしたいのが「ペットとの同居」です。
犬や猫のような定番のペットでもいいですし、熱帯魚や鳥でもいいんです。同じ空間で共に時間を過ごすことのできる家族を作ること。これが寂しさを解消する定番中の定番です。子どもの頃、飼いたかったペットはいませんでしたか?大人になって一人暮らしを始めた今がチャンスです。
ただし、賃貸物件によってはペットNGの物件もありますので、ルールは必ず守るようにしましょう。自分がさみしがりやだと思っている人は最初からペット可の物件を選んでおくのも一つの手です。
家で楽しめる趣味を作る
寂しくなるのは、することがないから。だったら空いた時間に没頭してできることを見つけましょう。DVD鑑賞でもいいですし、読書でも構いません。女性であれば手芸も憧れの趣味のひとつですよね。
趣味を始める方法は、とにかく興味を持ったものをなんでもやってみることです。途中で放り投げてもいいですから、とにかく始めること。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるではないですが、打たない鉄砲は当たりません。面白そうだなと思うものを躊躇せずに何でも始めてください。
趣味はおすすめされて出来るものではありませんが、あえて一人暮らしでおすすめしたい趣味があるとするなら、それは料理です。男性でも女性でも料理ができる人は周りからも一目を置かれる存在になります。料理の腕を上げて友人を家に招けるようになると、寂しい夜はぐんと減っていきます。
目標を立てて資格試験などの勉強をする
狙いは趣味と同じく「寂しくならない状態を作る」ことですが、こちらは趣味よりもちょっとだけ前向きな時間の使い方です。趣味もそこからビジネスに繋がることもありますが、どうせなら最初から今の仕事で役に立つ資格取得のために勉強を始めてみましょう。
世の中には資格がいっぱいあるのですが、できるだけ仕事に役立つ資格にしましょう。理想は取得を会社がサポートしてくれる資格です。合格したら資格手当がついたり、試験費用を会社が負担してくれる場合は、寂しい時間を減らせて給料も増やすことが出来るため一石二鳥です。
仕事に直結する資格がないならTOEICでも構いません。英語や中国語などの語学はいつの時代も、新しい扉を開けるための武器になります。「いつかニューヨークへ行こう」「来年は台湾に行ってみよう」語学を勉強すれば、そんな希望も湧いてきます。
近所に顔なじみのお店を作る
寂しさを感じるのは部屋の中で一人というよりは、自分の暮らす街でもひとりぼっちな気持ちになるためです。寂しさを紛らわすことが出来る居場所を部屋以外に作ることで、自分自身に逃げ場を作ってあげるのです。
小さな居酒屋でも構いません。家から歩いて自分の居場所を見つけてください。最初はもちろんはじめましてですが、毎週のように通っていれば、自然とそこが自分の居場所になります。少し遅くまでやってるカフェもおすすめです。
部屋以外に自分の居場所を作れたら、そこに行かなくても寂しいと感じる夜が減っていることに気づくでしょう。寂しさをのは逃げ場所がないからです。誰かとつながっているという確信が持てないから孤独を感じます。居場所があればそんな不安は簡単に吹き飛んでしまいます。
どうしても耐えられないときは友だちに来てもらう
寂しい夜を一人で乗り切るのもいいのですが、本当に自分が押しつぶされそうになったら、誰かに頼るというのもひとつの選択肢です。もちろん毎週のように友だちを呼びつけるのは嫌がられるかもしれませんが、本当に困っているときに助け合えるのが友だちです。
孤独に押しつぶされそうになったら、まずは友だちに電話してみましょう。別に用事がなくても電話していいんですよ。大切な友だちの声はLINEやメールでは埋めることのできない大きな穴を埋めてくれます。
もちろん自分が頼られたときは快く応じてあげましょう。そうやって信頼できる友だちがいるということが、心の支えになって強い自分を作っていきます。頼ること弱いところを見せることを恐れず、耐えられなくなって潰れてしまう前に、友だちに対して助けを求めましょう。
まとめ
一人暮らしが長くなっても、年に数回はどうしようもなく寂しくなる夜がやってきます。そんなとき、どれだけ自分の中の引き出しが多いかで、寂しさとの向き合い方が変わってきます。
ここで紹介した5つの方法のどれかひとつではなく、まずは全部試してみましょう。何度も寂しい夜を過ごしているうちに、自分なりの対処法が必ず見つかります。そうやってみんな成長してきましたからきっとあなたも大丈夫。
寂しい夜を乗り越えられるだけの強さを身につけた自分をイメージして、一人暮らしの楽しさも寂しさもぜんぶひっくるめて楽しんでください。
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