使いすぎていない?社会人の一人暮らしの費用を徹底見直し!

一人暮らしに掛かる費用の内訳は食費・家賃・水道光熱費・通信費・雑費に分類することができます。これらの一つひとつを徹底的に見直すことで、生活にかかる出費を抑えることが出来ます。それぞれは小さな節約かもしれませんが、小さな節約も重なれば大きな金額になり生活にゆとりを与えてくれます。

毎月ぎりぎりの生活をしている人はぜひ生活にかかる費用の見なおして押してみましょう。無駄な出費がないように思えても徹底して見直すことで、最後の一滴まで無駄な出費をなくしましょう。

最大の費用、家賃を見直す

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家賃は手取り月収の1/3に抑えるのが理想と言われています。一人暮らしの費用の中でもっとも大きな金額を占めているこの家賃ですが、なかなか見直しをしにくい費用でもあります。近所に家賃が1万円安くていい物件が出たとしても「じゃあ引越します」にはなりませんよね。

それでも本気で生活費を見直す場合は一番最初に手を付けるべき費用でもあります。家賃は不便なところ、物件が余っているところほど安くなります。例えば新宿から小田急線で約1時間かかる東海大学前では都心から遠く、なおかつ学生の減少で物件が余り、2万円台、3万円台の賃貸物件も珍しくありません。

例として東海大学前を挙げましたが、埼玉や茨城、千葉などにも家賃が安い地域があります。職場から1回乗換で通勤時間1時間の範囲で物件の安い場所を探してみましょう。もしかしたら今よりも通勤に便利で安い家賃の物件があるかもしれません。

家賃6万円の物件から家賃3万円の物件に引越しをしたら1年で36万円の見直しができることになります。36万円は見直しを考える価値のある金額です。

自炊中心の生活で食費を見直す

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食費を見直すことを考えたときに真っ先に浮かぶのが自炊ですよね。自炊なくして食費の見直しは考えられません。ところが自炊すればすぐに食費が下がるというわけでもありません。自炊をしたがために食費があがることも考えられるので注意が必要です。

外食が多い人でも牛丼のような低価格のものばかりを選んで食べている人の食費は思ったよりも低かったりします。そんな人が高級食材をふんだんに使った自炊をすると、外食よりも高いという結果になるのは当然ですよね。

食費を見直すポイントは「まず1ヶ月の食費を決める」ということです。そこから1週間の食費、1日の食費を計算します。1ヶ月の食費を2万円とすると1週間の食費は約4700円、1日にの食費は670円になります。

食費が決まったら次は購入店を見直しましょう。便利という理由だけで駅前の大型店舗を使っていませんか?同じ食材、同じ商品でもスーパーごとに値段が違ってきます。近所のスーパーをすべて調べてください。どこで購入するのが安いのかを基準に見直しましょう。

料理をつくるときはまとめて作って冷凍が基本です。休日などにまとめて作ると平日の忙しい時間に作らなければいけないという作業からも開放されます。そして何よりも食材に無駄が出ません。毎日料理をした場合、どうしてもハンパな量の食材が余ってしまいます。食材の量に合わせて一度に大量に作れば材料の無駄がなく食費も抑えることができます。

光熱費は徹底的に電気料金を見直す

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光熱費の基本は電気料金、ガス料金、水道料金です。基本は無駄を減らすことですので、電気をこまめに消したり、水道を出しっぱなしにしないという当たり前のことを積み重ねることが重要になってきます。

ガス料金や水道料金はとにかく必要以上に使わない、使い終わったらすぐに消すことを心がけてください。そして光熱費のうち最も占める割合が大きい電気料金を徹底的に見直していきましょう。

電気料金はまずアンペア数の確認を行いましょう。現在40A契約の場合は30A契約にできないか、30A契約であれば20A契約にできないかを検討してください。一人暮らしで快適に暮らしたい場合は30Aで契約しましょう。節約前提で20A契約という選択肢もありますが、何かの拍子にブレーカーが落ちることもあるので注意が必要です。

電気料金はプランそのものを見直すことも必要です。あなたはいまどのような契約プランに加入しているか知っていますか?わからない人は電力会社が郵便受けに投函してくれる「電気ご使用量のお知らせ」を確認してください。ご契約種別の欄に記載されているものがあなたの契約プランになります。

一人暮らしなので社会人であれば日中はほとんど家にいないことになります。そのライフスタイルに合った契約プランに変更することで電気料金を下げることが可能になります。

電気をこまめに消すことが無駄を減らすことになると書きましたが、実はエアコンだけは違ってきます。こまめにスイッチを切ることでむしろ電気代が上がってしまうことがあります。特に冷房は点けたり消したりするよりは点けっぱなしのほうがよい場合がほとんどです。

通信費は組み合わせで見直す

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いまや生活に不可欠となったインターネットとスマートフォン。最近では家でもスマートフォンがメインという人がいるので、自宅でのインターネット環境は不要だと言う人も増えているようです。それでも通信規制などを考えたとき自宅にWi-Fi環境はあったほうがいいですよね。

自宅にインターネット回線を引いていてスマートフォンを利用している人は通信費見直しのチャンスです。まずはスマートフォンとインターネット回線の会社をひとつにまとめましょう。docomoであればドコモ光、auであればauスマートバリュー、ソフトバンクであればソフトバンク光のセット割引で月額で最大2000円近くの割引を受けられます。(2015年12月現在)

携帯電話をフィーチャーフォン(ガラケー)にして、スマートフォンは格安SIMを利用することも通信費の見直しをするときに検討しておきましょう。2台持ちになってしまいますが、フィーチャーフォンと格安SIM使用のスマートフォンの組み合わせで通信費を3000円台に下げることが可能になります。

通信費を下げるためには複雑な組み合わせを何通りも検討する必要があります。あまりに複雑すぎる上に、昨日まで有効だった組み合わせが今日からは契約できないということが多々あります。常に情報を仕入れておく必要があり面倒になって「そのまま」という人もいるのではないでしょうか。

スマートフォンに月額8000円以上支払っている人は必ず安くする方法があります。面倒でも必ず見直しをしましょう。

生活が劇的に変化する雑費を見直す

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雑費と書いてしまうとその姿が見えにくくなるのですが、その見えにくくなるのが雑費がかさむ原因のひとつになっていませんか?雑費を細かく見ると、日用品の購入や交際費、新聞代、タバコ代、お酒代……まだまだたくさんありますね。

これらひとつひとつを見直していく必要があるのですが、それはとても骨の折れる作業になります。ただし日用品の購入以外は「なくても困らないものへの費用」ということになります。新聞もお酒もタバコもなくて生きていくことは可能です。

雑費を見直すということは生活スタイルを見直すということでもあります。

雑費に関わる生活スタイルのどれかひとつだけ止めるだけでも雑費の金額が大きく変わってきます。どうしても止められないものもあるかと思いますので、優先順位の低いものだけでも見直しましょう。友人が多く交際費は削れない、お酒もタバコも止められない。それでもいいのですが、本気で一人暮らしの費用を見直したいのであれば、本当に止められないのかよく考えてみましょう。

まとめ

どうでしたか?「こんなこと絶対にできない」と思ったかもしれませんが「できない」と思ったらそこで終わってしまいます。「どうすればできるのか」という視点で考えるようにしましょう。

こつこつ見直しを行えば確実に生活にゆとりができてきます。これまで毎月いっぱいいっぱいの生活だったのが貯金ができそうなくらいに余裕が出てくる、そんな生活を手に入れたいと思う人は、ぜひ一人暮らしの費用を見直しましょう。

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