一人暮らしに最適な炊飯器の選び方とおすすめ3選

一人暮らしの節約術の基本は自炊ですよね。そんな自炊に欠かせないのが炊飯器です。毎日美味しい白いごはんがあれば、それだけで食事の時間が満たされます。炊飯器は大きな炊飯器で一度にたくさん炊くほうが美味しく炊けると言われていますが、一人暮らし用の小さな炊飯器でも美味しいごはんを食べたいですよね。

ここでは一人暮らし用のコンパクトな炊飯器の中でも美味しくごはんを炊ける炊飯器を紹介しますので、一人暮らし用の炊飯器を検討する参考にしてください。

一人暮らしに最適な炊飯器の選び方

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まずは一人暮らしのための炊飯器の選び方から紹介しましょう。炊飯器の大きさだけが一人暮らし用の炊飯器を選ぶポイントではありません。しっかりポイントを抑えて最適な炊飯器を選んでください。

炊飯器のサイズの選び方

大きさだけが一人暮らしの炊飯器を選ぶ方法ではありませんが、やっぱり重要なのは何合炊き用の炊飯器を選ぶべきかということです。

お米1合を炊くと丼1杯分のごはんになります。一般的には2合で3食分になりますので、お弁当を含めて3食自炊という人は、毎日2合ずつごはんを炊ければいいことになります。

1食で丼一杯分食べる人でも3食で3合だと考えれば、一人暮らしの炊飯器のサイズは3合炊きで十分だということがわかります。

炊飯器の基本仕様による選び方

炊飯器の基本仕様は下記の3種類になります。

  • マイコン炊飯器
  • IH炊飯器
  • 圧力IH炊飯器

この他にガス炊飯器もありますが、あまり一般的ではありませんので、一人暮らしの炊飯器選びとしては除外します。

マイコン炊飯器は釜の底面に配置された電気ヒーターを利用して、ごはんを炊く炊飯器です。ガスコンロと同じ理屈ですが、高級なマイコン炊飯器は釜の側面や上蓋にもヒーターを配置しています。安いマイコン炊飯器は炊きムラが発生しやすいのですが、高級なマイコン炊飯器であれば炊きムラが減り、美味しいごはんを炊くことができます。

IH炊飯器は釜の底面と側面にコイルを配置して、電磁波の力を利用してお米を炊く炊飯器です。マイコン炊飯器よりも火力が強く、細かな温度調整もできるため、IH炊飯器は理想の炊飯を行うことができる炊飯器です。

圧力IH炊飯器は加熱方法はIH炊飯器と同じですが、上蓋に圧力弁があり、釜の内部が圧力釜と同じ状態になります。よく「圧力釜で炊いたごはんは美味しい」と言われますが、高圧にするとお湯の沸点があがり、より高い温度で調理できるのが圧力IH炊飯器の特徴です。

3合炊き、3.5合炊きのIH炊飯器や圧力IH炊飯器の価格帯は1.3万〜8.6万円と幅広いのですが、3万円前後が一般的な価格帯になります。それに対してマイコン炊飯器は1万円以下で購入できる機種がほとんどです。

このため、ごはんが炊ければ問題ないという人はマイコン炊飯器、毎日のごはんだけはこだわりたいという人にはIH炊飯器や圧力IH炊飯器が向いています。

一人暮らしにおすすめの炊飯器

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ここまで紹介した一人暮らし用の炊飯器の選び方を踏まえたうえで、一人暮らしにおすすめしたい炊飯器を紹介します。

象印 極め炊き NL-BA05

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出典:http://kakaku.com/item/J0000015447/

価格帯:7,800〜9,600円
タイプ:マイコン炊飯器
炊飯量:3合

マイコン炊飯器ですが、底面だけでなく側面と蓋にもヒーターのついた全面加熱が可能な炊飯器です。無洗米メニューはもちろんのこと、玄米や雑穀米も炊くことができる健康米メニューもあり、パン作りまでできるすぐれものです。安いけどそこそこ美味しく炊ける炊飯器が欲しい人に最適です。

象印 極め炊き NP-GG05

K0000733875

出典:http://kakaku.com/item/K0000733875/

価格帯:13,800〜17,300円
タイプ:IH炊飯器
炊飯量:3合

炊飯器はやっぱりIHがいいけど、あまり予算がないという人のための炊飯器が、「象印 極め炊き NP-GG05」です。

上で紹介したNL-BA05のIHバージョンで、大きな違いはIHならではの温度コントロールを活かした保温機能にあります。この炊飯器はなんと最大30時間も保温が可能ですので、ごはんを毎日炊かなくてもよくなります。お米を研ぐ時間ももったいない、そんな忙しい人にぴったりの炊飯器です。

パナソニック Jコンセプト おどり炊き SR-JX055

K0000778627

出典:http://kakaku.com/item/K0000778627/

価格帯:37,700〜55,800円
タイプ:圧力IH炊飯器
炊飯量:3合

圧力IH炊飯器のブームを作った三洋電機のおどり炊きシリーズですが、現在はパナソニックから発売されています。とにかくごはんの味には徹底してこだわりたい人向けの商品になります。炊飯器の値段は高めですが、毎日美味しいごはんを食べられると思うと決して高くはありません。

たまにしかごはんを炊かないという人にはもったいないですが、毎日自炊をするという人は、ぜひ手に入れてもらいたい炊飯器になります。

まとめ

一人暮らし用の炊飯器にはマイコン炊飯器、IH炊飯器、圧力IH炊飯器と3種類ありますが、最近の炊飯器はどれを選んでも、炊きあがりが不満になるようなことはありません。

予算もあまりないし、味も普通のごはんでいい人はマイコン炊飯器、予算もあり特別美味しいごはんがよければIH炊飯器、圧力IH炊飯器を選びましょう。

炊飯器の高機能化が進み、3合炊きでも10万円近くする炊飯器が出ています。1万円する炊飯器で炊くごはんとは味がまったく違うと言われています。

それでも1万円以下の炊飯器でも美味しいごはんを炊くことはできますので、ごはんにはこだわりたいという人でなければ、まずはコストパフォーマンスのいい低価格帯の炊飯器から購入してみることをおすすめします。

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