暮らして気づいた一人暮らしのメリット・デメリット

一人暮らしをする前はなかなか気づきにくいものですが、実際に生活してみて気づく一人暮らしの良い点や悪い点があります。一人暮らしをする前に不安に感じていたことが実は大した事なかったり、反対に思わぬことが深刻なトラブルに繋がってしまったりすることがあります。

ここでは、実際に一人暮らしをしてみて気づく、一人暮らしのメリットとデメリットについて紹介します。

一人暮らしのメリット

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まずはじめに一人暮らしのメリットについて見ていきましょう。実家ぐらしのときに気づかなかった、一人暮らしをすることで得られるメリットについて紹介します。

距離を置くことで家族との関係性がよくなる

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実家で両親と一緒に暮らしているときは、顔を合わせるたびにケンカをしていたのに、一人暮らしを始めてからは、実家に帰省しても親との距離を適切に取れるようになって、関係性が回復することがよくあります。

実家にいるときは自立しているつもりでも、実はお互いに依存しあっています。自分も依存していますし、親も子どもに依存しているのです。一人暮らしをするということは、物理的にも精神的にも独立をするということになります。

子は親の気持ちに気づき、親は子を一人の大人としてみてくれる。家族と距離ができることで関係性が向上する。一人暮らしの大きなメリットのひとつです。

意外となんでも出来る自分に気づく

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実家ぐらしだと自分で料理をする必要もありませんし、洗濯やアイロンがけなども自分でする必要がありません。実家暮らしで行う家事は自分の部屋の掃除ぐらいでしょうか。ですので、一人暮らしを始める前は、何もしたことがない自分に不安を感じることになります。

ところが蓋を開けてみると、料理を楽しんでいる自分や、洗濯や掃除もきちんとこなしている自分に気づくことになります。この「やってみたらできた」は、大きな自信になります。一人暮らしにおける1つひとつの小さな成功体験が、人として大きな成長につながっていきます。

恋人や友人たちとの距離が縮まる

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意外なメリットとしてあげられるのが、恋人や友人たちとの関係が深まるということです。人間が一度に向き合える人の数には限界がありますので、家族と向きあう時間が少なくなったことで、恋人や友人と向きあう時間が自然と長くなります。

誰かを恋人や友人を自宅に招くことも増えるはずです。そこから、これまでにない深い付き合いが始まります。親友となる友人ができたり、これから人生の伴侶となる人が見つかりやすいのも、実家ぐらしよりも一人暮らしです。

自分の個性を発見できる

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一人暮らしをすると、家のインテリアはすべて自分で決めることになります。最初はインテリア雑誌などを眺めて「これいいなか」と思えるものを真似るのですが、次第にインテリア雑誌を参考にしてくても、自分の好きなものや相性のいいものに気づくことになります。

なにをするのも自由ですので、嫌いなもの好きじゃないものが生活の中からどんどん削られていき、「自分とはこういう人間だ」というものが明確になっていくのです。無駄が省かれて本当に好きなことだけに没頭していくようになる。

メリットにもデメリットにもなりそうですが、少なくとも自分らしさを発見できるということは、人生における大きなメリットになります。

一人暮らしのデメリット

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続いては一人暮らしのデメリットです。ある程度うまくいかないことも覚悟はして一人暮らしを始めるものの、実際に始めてみると想像以上に「思っていた」のと違う生活が待っています。そんな一人暮らしのデメリットについて紹介します。

思っていた以上に自由な時間がない

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一人暮らしはすべての家事を自分でしなくてはいけません。家に帰ったら食事を作って、食事を食べたら食器を洗う。洗濯物を取り込んで畳んでしまう。やるべきことがいっぱいあります。

これまではそういうことをすべて親がやってくれていたので、時間がいくらでもあったわけですが、一人暮らしをするとそういうわけにもいきません。ダラダラしているとあっという間に時間が過ぎていきます。

一人暮らしをしたら始めようと思っていたあれもこれも結局手付かず。一人暮らしは想像以上に忙しいというのは、一人暮らしのデメリットのひとつです。

予想以上に生活にお金がかかる

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一人暮らしをする前にある程度の試算をしていても、実際に一人暮らしを始めると、お金が湯水のごとく減っていき、給料日前になると極貧生活になってしまうことがあります。

実家にいるときはいくらお金がなくても欲しいものを我慢するだけで済んでいたのですが、一人暮らしの場合、お金がないと食事もまともにすることができなくなります。この金銭感覚が最初は身についていませんので、お金が不足して困ることがあります。

ある程度予算を組んでいても、簡単にオーバーしますし、体調を崩して病院に行くようなことがあると、一人暮らしのお金は想像を遥かに上回るスピードで減っていきます。そこから借金を重ねてしまう人もいますので、金銭感覚は早めに身に付けるようにしましょう。

体調不良時に寂しさに押しつぶされそうになる

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普段は一人でもなんてことない人も、風邪を引いて寝込んでしまったときなどは、どんなに強い人でも気弱になって寂しくなります。この時ばかりは、自分はこんなに弱い人間だったのかと驚くことになります。

一人ですので看病してくれる人もいませんし、寝込んでいる間に買い物に行ってくれる人もいません。一人暮らしの場合は、インフルエンザであっても自分で買い物に行かないと食事にありつくことはできません。

そのことでメンタルが強くなる人もいますが、ほとんどの人が「一人暮らしが向いていないかも」なんて思ってしまうほど、弱ってしまうのです。ただし回復するとそんなことをケロッと忘れてしまうのですが。

まとめ

一人暮らしはプラスな面もマイナスな面もあります。それは実家ぐらしでも同じことですが、デメリットも、あとから考えればいい経験だと思えることがほとんどです。

こんなデメリットがあるのだなと知っておいてもらえれば、対処できることもあります。これから一人暮らしを考えている人は、デメリットに尻込みすることなく、すべて経験だと思って、ぜひ一人暮らしに挑戦してみましょう。

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