一人暮らしの寂しさに耐えきれず、ペットを飼おうかなと考えたことありませんか。飼うならば散歩に出かけなくていい猫がいいかもしれません。自由気ままな猫との共同生活。考えただけでワクワクしますよね。
でも現実は猫の食費もかかりますし、あれもこれも費用がかかるのも心配ですよね。ここでは猫を飼うときにかかる費用とその注意点について紹介します。
猫はどこで出会えるの?猫を探せるおすすめの場所
猫と一緒に暮らすためには、猫とどこで出会えるのかを知っておきましょう。猫はペットショップにいるでしょと思うかもしれませんが、猫は他にもいろいろな場所で出会うことができます。
例えば保健所や、動物病院。動物愛護団体やインターネットの里親募集サイトでも、猫の里親になってくれる人を探しています。一番理想なのは知人から子猫を譲り受けることですが、そう都合良く子猫がいるとも限りません。
すぐに飼いたいというのでなければ、いろいろなところで「猫と暮らしたい」と伝えておくと、人づてで猫を紹介してもらえることもあります。
できるだけ早く猫と暮らしたい場合は、保健所や里親募集サイトを利用してみましょう。
保健所で猫を探す
保健所の場合は基本的に野良猫ですので、種類も年齢も様々です。まずは保健所に連絡をして、猫を見に行くようにしましょう。
保健所で猫を引き取る時に必要な物は、身分証明書と印鑑が必須になり、その他書類が必要な場合や、費用が発生することもありますので事前に電話で確認をしておきましょう。
里親募集サイトで探す
インターネットで「猫 里親募集」で検索するといくつもの里親募集サイトを見つけることができます。基本的には里親を募集している人と連絡を取り合いながら、引き取りを進めていくことになります。
ほとんどの場合、常渡条件がありその中には「単身者不可」となっている場合もありますので、その場合は交渉しても引き取りが難しくなりますので、できるだけ「単身者可」で里親を募集している人に連絡するようにしてください。
猫を飼うときの必要な初期費用
猫を飼い始めるときには猫のためのグッズが必要ですよね。最初に揃えておくべきものとその価格を紹介します。
ワクチン:4000円
避妊・去勢費:20000〜30000円
トイレ:3000円
猫砂:1000円
キャリーケース:5000円
爪とぎ:1000円
爪切り:1000円
エサ入れ、水入れ:各300円
おもちゃ:1000円
合計41600円
避妊・去勢費が初期費用の半分以上を占めていますが、避妊・去勢は猫を飼うときのマナーですから、生後六ヶ月を過ぎたら行っておきましょう。
猫を飼いはじめてから必要になる費用
猫と暮らし始めるとそこからは思ったよりもお金はかかりません。必要な物はキャットフードと猫砂だけ。これさえ欠かさなければ日常生活で困ることはありません。
キャットフード
生まれたての子猫は母乳で育つのですが、保護した子猫などは子猫用のミルクが必要になります。生後三週間からは離乳食が始まりますので、それまでは子猫用ミルクが必要になります。2000円程度で購入することができます。
離乳食はキトンと呼ばれる子猫用のフードを与えることになります。子猫はそれほどたくさん食べませんので、こちらも毎月2000円前後になります。
成猫になると平均して4000円ぐらいの食費がかかるようになります。人間と同じく猫にも食べ物の好き嫌いがあるため、いろいろなタイプのキャットフードを試してみましょう。
猫砂
猫砂もさまざまな種類がありますが、安すぎる猫砂はしっかり固まらなかったりしますので、猫との快適生活をおくるためにはケチりすぎないように注意してください。1袋500円前後の猫砂を1ヶ月2袋くらい用意しておけばいいでしょう。
食費と合わせて1ヶ月に5000円あれば、気まぐれな猫との楽しい生活が待っています。
もしものときのお金も必要です
人間と同じように猫でも病気になります。家を飛び出してケガをすることもあります。そんなときはちゃんと動物病院に連れて行ってあげたいですよね。
動物病院は自由診療ですから、治療費は動物病院によって違います。もちろん診てもらう内容によっても違いますから、動物病院に行くときには1万円くらい財布に入れていくようにしてください。高いと思うかもしれませんが、健康保険がある私たちとは違いますので仕方ありません。
ただ、猫には健康保険がありませんが、ペット保険というものがあります。月額500円〜2000円程度で、猫の医療費が2〜3割に抑えられる保険です。
月額のお金はかかりますが、何かあったときに治療費が高すぎて払えないとなるよりは、保険に加入しておいたほうが安心です。
ペットと長く一緒に暮らしたいならば、猫のペット保険も考えておきましょう。
まとめ
猫を買い、最初に必要な物をそろえれば、猫は毎月5000円あれば一緒に暮らすことができます。ただし、何かあったときの備えのために保険の加入と、いざというときのための貯蓄をしておくようにしましょう。
毎月1万円を猫のための費用として、その中から餌代、猫砂代、そして保険代を出してください。残りは何かあったときのための猫のための貯金を独立口座に入金しておきましょう。
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