一人暮らしにかかる一ヶ月の費用【女性の場合】

一人暮らしにどれくらいの費用がかかるのかは気になるところです。特に女性の場合、化粧品や美容代、洋服代などを含めると何かと男性よりもお金がかかるものです。まずは、一人暮らしをしている女性たちからリサーチした一か月の生活費の平均的な内訳を見てみましょう。

社会人の場合(社会人、手取り20万円)

家賃・・・6万円

東京都内のワンルームであれば、6万円前後が相場です。駅からの近さや築年数によっても変わってきます。

食費・・・3万円

週に4日ほど自炊をした場合の食費になります。外食を多くする方は、もう少し食費が増える傾向にあります。

光熱費(水道・ガス・電気代)・・・1万円

日中は仕事で家を空けている場合、だいたいの平均額がこちらになります。冬場はもう少し電気代が高くなる傾向にあります。

携帯代・・・1万円

プライベートのみの使用の場合。仕事で電話を利用する方は、この2~3倍の額になります。

インターネット費用・・・5千円

最も安い値段で5千円前後です。引っ越しとセットのプランなどお得なものもあります。また、物件によっては無料でインターネットを使える場合もあるため、部屋探しの時には確認しておきましょう。

交通費・・・7千円

通勤費用を抜いた交通費になります。特に東京都内であれば、電車を利用する機会は多くなります。千葉、神奈川、埼玉など近隣県に足を延ばすと往復で2000円近く交通費がかかる場合があります。

交際費・・・1万5千円

月に2~3回の飲み会や、友達と遊びに行ったりすると、最低でもこのくらいのお金を使います。もちろん、旅行やスポーツなど遊び方によって出費は大きく変わってきます。

美容代・・・2万円

化粧品類などに加え、美容室代やエステ代、マッサージ代などがかかります。2万円くらい用意しておくと、美容関連には困らないでしょう。

生活雑費・・・5千円

掃除用品、キッチン用品など、毎月買い足さなければいけない日用品って意外と多いんです。安売りの時にまとめ買いしたり、お徳用のものを買ったりなど計画的に購入するとだいたい月5千円以内に収まります。

趣味・・・1万円

本を買ったり、ライブに行ったり、趣味によってかかってくる費用は人それぞれです。平均するとだいたいこれくらいでしょうか。

保険・・・7千円

女性特有の病気に対する保障がついているプランの最安値(20代半ばで加入した場合)の平均がこれくらいです。

合計 17万9千円

年齢が上がるにつれて自分にかける費用が増える傾向

特に女性は年齢を重ねるごとに、遊びやオシャレなどにかける費用が多くなってきます。学生時代は交際費も1か月あたり1万円以内で済んでいましたが、大学生、社会人になるに伴い、友達と旅行に行く機会が増えたりちょっと高級な化粧品を使うようになったりと必然的に自分にかける費用が多くなってきます。

外食をする時も、学生時代はファーストフード店ばかりだったけれど、社会人になってからは恋人や職場の人との付き合いもある手前、少しお高めのレストランを選択する機会も増えてきます。

予算オーバーを防ぐために

予算内で生活費を抑えるためには、いくつかポイントがあります。特に予算オーバーになりやすい、食費・光熱費・美容代ごとに注意点をまとめました。

食費

食費は最も予算オーバーしやすい生活費です。費用を使いすぎないための大きなポイントは、外食を減らすこと。外食が必要でない場合は面倒臭がらずに自炊をすることをオススメします。

たとえば、レストランで1500円で食べるハンバーグセットも、自宅ならば500円未満の材料費で作ることができる上、作り置きも可能です!

光熱費

使っていないのに電気やエアコンを付けっぱなしにしてしまうなど、うっかりミスが日常的になっていると、光熱費も予算をオーバーしてしまいます。

電気代・ガス代・水道代を予算内で済ませるためには、毎日の習慣が大切です。たとえば、お風呂でシャワーを必要以上に出しっぱなしにしないことや、使っていない部屋の電気はこまめに消すこと。外出時にエアコンの消し忘れをしないことなど、いつもより少し注意するだけで光熱費が高くなることを防げます。

特に女性は冷えに弱いため、特に冬場は予想よりも光熱費が上がってしまう……という話をよく聞きます。冬場の光熱費上昇を予防するコツとしては、暖める範囲をなるべく狭めることです。

玄関と部屋の間に扉があれば、必ず閉めるようにしましょう。玄関からの冷気を遮るだけで部屋の気温が上がりやすくなります。

美容代

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女性にとって妥協しがたい美容代。愛用している化粧品や、お決まりのサロンがあれば1か月にかかる費用はだいたい決まってくると思います。

コスメが新発売された時や、デートの前に気合いを入れたい時など少し贅沢をしたい場合は、インターネットショッピング等を使って化粧品のセール情報を探してみるのもおすすめです。実店舗で買うよりもインターネットを利用したほうが安く購入でき、美容代を予算内で抑えられるかもしれません。

女性だからこそ妥協したくないセキュリティー面

一人暮らしの女性が最も心配するのは、防犯についてだと思います。1階よりも2階の部屋を選んだり、オートロック付きのマンションを選ぶ女性はたくさんいます。

オートロック付きの部屋を選ぶと、その土地の相場の家賃よりも+5000円~1万円程高くなります。もちろん、築年数によっても変わってきますが。

近年、女性を狙う犯罪も増加しています。金銭的に余裕があれば、セキュリティーがしっかりしている物件を選んだほうが安心です。どうしても家賃を抑えたい場合は、鍵をピッキングされにくいものに変えてもらったり、窓に追加で付けられるロック錠を設置してみたり、低コストでもできる防犯対策もあります。

「もしも」に備えて貯金は必要

007上述した内容は、あくまで平均的な一か月の費用の内訳です。住む場所や、趣味によってお金の使い方は変わってきます。大切なことは、お金を全部使い切らないこと。収入20万円であれば月に1万円、収入が30万円であれば月に2万円前後の貯金ができます。また、ボーナスが出る場合は全額使わずに貯金として残しておくことが懸命です。

予測できない怪我や病気など、急きょお金が必要になる場面は意外と多い物です。女性の場合は婦人系の病気のリスクもあるため、+αで貯金をしておく必要があるかもしれませんね。

まとめ

これから一人暮らしを始めようかなと迷っている女性の方は、まず自分の理想の一人暮らしをイメージして紙に書きだしてみることをおすすめします。

どこに住みたいのか、どんな家に住みたいのか、これだけは絶対にやりたいことなど。見切り発車で一人暮らしを始めるよりも、事前にしっかりとプランを練っておいたほうが、無理のないお一人様ライフを送ることができます。

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