どこが違う?シェアハウス・ルームシェア・ゲストハウス

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意外と混同して使っているかもしれないのが「シェアハウス」「ルームシェア」「ゲストハウス」です。もちろんそれぞれに特徴があり、様々な違いがあります。

わかっているようで実はよくわかっていないシェアハウス・ルームシェア・ゲストハウスの違いについて紹介します。

シェアハウスとゲストハウスの違い

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実はシェアハウスとゲストハウスには明確な線引きはありません。そして両者はとても複雑に絡み合っています。

まず大きな違いですが、ゲストハウスは旅館業であり、シェアハウスは賃貸借であるという違いがあります。

その違いは下記になります。

  • シェアハウスは室内の清掃を利用者が行う必要がある
  • シェアハウスは寝具の管理を利用者が行う
  • シェアハウスは利用者がシェアハウスを住民票上の住所にしてもよい

簡単にまとめると、シェアハウスは生活の拠点であり、ゲストハウスは旅の拠点であるということになります。

明確な線引きができているじゃないかと思うかもしれませんが、問題はシェアハウスであってもゲストハウスを名乗っていることがあるということです。

そもそもシェアハウスという言葉は最近使われるようになった言葉で、以前はどちらもゲストハウスと呼ばれていました。そのため以前からゲストハウスを名乗っているシェアハウスは、いまでもゲストハウスという名前で営業を行っていることがあります。

このためゲストハウスとシェアハウスの線引きが難しくなっているのですが、一般的には生活の拠点か、旅の拠点かで区別して問題ありません。

シェアハウスとルームシェアの違い

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シェアハウスとルームシェアも混同する人が多いのではないでしょうか。

両者の違いは「運営を事業者が行っているかどうか」にあります。

ルームシェアはあくあまでも個人が集まり、個人が一緒になって暮らしています。ゲストハウスはそこを管理する人がいて、その管理人がビジネスとしてゲストハウスで暮らしたい人を募集することになります。

ルームシェアは基本的に代表者1名が大家さんと賃貸契約を結び、過去公共料金の支払も代表者が行います。そして他のメンバーは代表者にそれぞれの分担金を支払う形になります。

それに対してシェアハウスは居住者がそれぞれ管理者に対して「家賃」という形で定められた月額を支払うことになります。

滞納などがあった場合はルームシェアの場合は誰かが滞納分を補填しないかぎり、何度も滞納が続くようであるとルームシェアを解消する必要があるのに対して、シェアハウスは繰り返し滞納した人だけが退去という形で出て行くことになります。

そういう意味ではルームシェアのほうがシェアメイト間のつながりが強く、シェアハウスの場合はシェアメイトと言ってもただの他人という関係になることもあります。

人間関係の違いと傾向

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シェアハウス・ルームシェア・ゲストハウスはその特徴の違いから、そこに集まる人たちの人間関係に違いが現れる傾向にあります。

  • シェアハウス:知らない人同士が集まり、共同生活を行うことで人間関係を構築する
  • ルームシェア:友人や知人といった近い人同士で集まることが多い
  • ゲストハウス:それぞれが旅人であり、深い関係になることが少ない一期一会の世界

ルームシェアは知人同士で形成することが多いため、閉ざされた世界になりがちですが、ゲストハウスはオープンであるため、つながりにくさはあるものの、一度つながり始めるとその人間関係の幅はどこまでも広がっていくことになります。

シェアハウスはそのちょうど中間に位置し、ルームシェアよりは人間関係は広がりやすいのですが、その広がりには限界があります。

そのスタイルからゲストハウス、シェアハウス、ルームシェアの順に国際色が豊かになっていく傾向にあります。ゲストハウスには日本を安く旅したいという外国人が集まり、シェアハウスには日本で安く暮らしたい外国人が集まります。

シェアハウス・ルームシェア・ゲストハウスの共通点

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それぞれに違いがあるものの、混同する人がいるのですから共通する要素もあります。その最大の共通点は「ひとつ屋根の下で一緒に生活を行う」ということになります。

どのスタイルでも、ドミトリーのような同じ部屋で寝食をともにすることもありますし、同じ時間を共有することができます。決して孤独にはならない、孤独にはなれないのがそれぞれの共通点になります。

管理人の有無やルールの違いはあれど、それぞれに周りに気を使いながら生活をするという面も共通する部分になります。どのスタイルであっても自分勝手な行動は認められず、共同生活を送るためのマナーを守る必要があります。

まとめ

シェアハウスとゲストハウスの違いを完全に線引きするのは難しく、その実態からも混同しやすい状態にあります。ただし、一般論としてシェアハウスは暮らすところ、ゲストハウスは旅に使うところと覚えておけば間違いありません。

もうひとつの混同しやすいシェアハウスとルームシェアは、個人が集まって共同生活を始めるのがルームシェアで、事業者が共同生活したい人を集めるのがシェアハウスと覚えておきましょう。

どれも他人との共同生活という意味では共通したものがありますが、目的や方向性に違いがあります。それぞれの特徴を理解して、会話の食い違いなどが起こらないように気をつけましょう。

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